一般社団法人 国際交流サービス協会

外務省在外公館派遣員制度

 
【派遣員制度について】
外務省在外公館派遣員とは、労働者派遣法の下で、わが国の在外公館(大使館、総領事館、政府代表部、領事事務所)に原則2年の任期をもって派遣され、主として館務事務補佐などの実務面にあたる傍ら、国際社会での経験を積み、友好親善に寄与してもらおうとするものです。
具体的な仕事の内容は在外公館によって異なりますが、主に語学力を活用した様々な業務の支援を行うこととなります。これには公用出張者が来訪する際の空港における作業やホテルの予約及び会計、庶務などの部署での文書作成や対外的な折衝への立ち合いなどが含まれます。
令和6年4月1日現在、218公館に251名を派遣しています。

【待遇】
(1)国際交流サービス協会の嘱託職員として採用され、各在外公館に派遣されます
(1年契約、更新は一回まで可)。
 また、同協会の規定に基づく報酬、住居費、及び渡航に関する費用等を支給します。
(2)社会保険(雇用保険、健康保険、厚生年金)に加入し、労災保険が適用されます。
(3)月額報酬はおおよそ30~60万円で、金額は派遣先により異なります。
(4)詳しい労働条件等は試験会場にてお伝えします。
・試用期間:   なし
・就業時間:   原則として1日7時間45分勤務
・時間外労働:  あり
・加入保険:   雇用保険、労災保険、厚生年金、健康保険
・募集者の氏名: 一般社団法人国際交流サービス協会
・雇用形態:   派遣労働者(嘱託職員)

【応募資格】(第100回試験より変更になりました)
下記の条件を応募締切日現在満たしていること
(1)日本国籍を有する者 
   二重国籍者:国籍選択をしている場合に限り可。
   任国の永住権保持者:査証及び赴任後の滞在許可取得に問題が生じ得るため不可。
   任国滞在許可所持者:査証及び赴任後の滞在許可取得に問題が生じないことを条件に可。
   *該当者は、現在所持する査証、滞在許可、永住権等に関する書類を二次試験の際にご提出頂きます。
(2)高等学校卒業以上の者  

運転免許所持は応募資格ではありませんが、赴任地によっては車での通勤が必須な場合があります。応募時に運転免許に関する質問があり、「保持している」、「保持していない」、「取得予定」から選択し、回答します。

【選抜試験】
(1)一次試験
 ・会場: 東京、大阪(予定)  *2会場で同時に実施します。
 ・科目: 受験語学による筆記試験、一般常識、日本語作文、適性検査
      (注)受験言語は一言語のみ。複数言語の受験はできません。
 ・語学力の目安: 外国語で書かれた新聞や雑誌を辞書を使わずに理解して、その言語で内容を
          説明できる程度
(2)二次試験
 ・会場: 東京のみ  *受験者によって集合日時が異なります。
 ・科目: 受験語学による会話試験、人物面接

【健康診断】
 *健康診断の受診結果により内定が取り消される場合があります。
  第二次試験合格者には指定項目の健康診断を受診していただきます。

【赴任前オリエンテーション】
 *赴任前オリエンテーションを全て受講しない場合は、合格を取り消すことがあります。
 ・会場: 都内
 ・期間: 平日3~5日間程度、終日

【年間スケジュール】
 *募集は年に2回実施。募集公館は毎回変わります。
  年間スケジュール

【受験者に向けて】
派遣員からのメッセージ

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