一般社団法人 国際交流サービス協会

IHCSA主催「定例講演会」を開催しました

IHCSA主催「定例講演会」開催

 2022年6月14日(水)、当協会主催「定例講演会」(会場参加およびオンライン形式)を開催し、100名以上の方々にご参加いただきました。
 今回は、数多くのメディアにご出演されている東京大学先端科学技術研究センター専任講師の 小泉悠 氏に、「日本の安全保障:大文字と小文字で語る」というテーマでご講演いただきました

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 今もなおウクライナと戦争を続けるロシアは、日本の安全保障上どのような位置づけと考えられるか、また、OSINT(オープンソース・インテリジェンス)から推察される昨今のロシア軍事政策について、「大文字」の観点から詳細に解説していただきました。
 また、講師がロシアに興味を持ったきっかけなどについて、講師やご家族に関するエピソードを交えつつ、「小文字」の観点からもお話しいただき、講師のユーモアを交えたわかりやすいお話は、今最も多くの方が関心を寄せるテーマの一つであるロシアについて、知識を深める参考となり、参加者からも絶賛の声が多数寄せられました。
 なお、講演会終了後のアンケート回答では、「TVのニュース解説とは、まったく違った切り口で、ロシア軍の状況、北方領土の関係、日ロ関係が聞けて面白かった。」「現在、歴史的なマクロ的分析と観点(大文字)から、個人的関わりや身近なエピソード(小文字)まで幅広くお話しいただき、非常に興味深く拝聴いたしました。内容も示唆に富み、非常に勉強になりました。」「小泉先生のお話を直に伺えて感激しました。とても興味深く、引き込まれました。」などの感想が寄せられました。

【小泉 悠氏 略歴】
東京大学先端科学技術研究センター専任講師(グローバルセキュリティ・宗教分野)

専任講師
ロシア・旧ソ連諸国の軍事・安全保障政策 国際関係論
新領域セキュリティの諸課題に関する分科会座長
中国・権威主義体制に関する分科会委員(ロシア班・班長)

民間企業、外務省専門分析員等を経て、2009年、未来工学研究所に入所。2017年に特別研究員となり、2019年2月まで勤務。この間、外務省若手研究者派遣フェローシップを得てロシア科学アカデミー世界経済国際関係研究所に滞在したほか(2010-2011年)、国立国会図書館調査及び立法考査局でロシアの立法動向の調査に従事した(2011-2018年)。2019年3月、東京大学先端科学技術研究センター特任助教。2022年1月より現職。専門は安全保障論、国際関係論、ロシア・旧ソ連諸国の軍事・安全保障政策。

業績
・単著
『「帝国」ロシアの地政学 「勢力圏」で読むユーラシア戦略』東京堂出版、2019年(2019年度サントリー学芸賞社会風俗部門受賞)
『プーチンの国家戦略 岐路に立つ「強国」ロシア』東京堂出版、2016年
『軍事大国ロシア 新たな戦略と行動原理』作品社、2016年
『ロシア軍は生まれ変われるか』東洋書店、2011年
『現代ロシアの軍事戦略』筑摩書房、2021年
『ロシア点描』PHP研究所
『ウクライナ戦争』筑摩書房、2022年
・共著・編著
渡部恒雄、近藤大介、小泉悠著『大国の暴走 「米・中・露」三帝国はなぜ世界を脅かすのか』講談社、2017年
桒原響子、小泉 悠、小宮山功一朗『偽情報戦争 あなたの頭の中で起こる戦い』2023年

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